AIの限界(現時点)

マイクロソフトのチャットbeingを少しだけ使って感じたのは、ユーザーの疑問に対して答えを世界中のサイトから瞬時に検索し、疑問に沿った形に再構成し、文章化する能力のすごさ。英語だけではなくあらゆる言語に対応しているだろうから、スーパーコンピュータの能力を駆使して答えを導き出す能力に慄然とする。

しかし、現時点では(あくまで現時点だが)、人間が発する疑問の深い部分をくみ取り、想像力を働かせてオリジナルな考えを披露するまでは至っていないように思う。一般的な回答例としては満点だとしてもそこに感動はないようだ。絵画の世界で言うと写真のようなスーパーリアリズムの絵画は描けるかもしれないが、ゴッホやセザンヌにはなれないと思う。

一方で、コンピュータが勝手に創造性を発揮して何か新しいことを人間の指令なしに始めるとしたら恐ろしいことになる。1968年公開の「2001年宇宙の旅」はなんと今から55年も前にそんな未来の恐ろしさを描いた作品だった。人間のために作られたコンピュータハルが自分の考えで暴走し、人間を滅ぼそうとする恐ろしさだった。キューブリックの天才的な想像力は、今考えてもすごい。

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生命感あふれる油彩画の制作をめざしています。

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