Andrew Wyethの展覧会が始まっている。ワイエスは20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家の一人である(1917–2009)。生涯を通して、アメリカ・ペンシルベニア州の自宅があるチャッズフォードと、メイン州の別荘周辺を主な舞台に、身近な人々や風景を描き続けた。父親譲りの卓越した描写力には驚かされるが、その作品にはアメリカの原風景と、彼の深い精神世界が色濃く反映されている。
私が初めてワイエスの作品に触れたのは、大学に入学した1974年のことだった。まさに衝撃を受けた。また、1995年頃だったと思うが、アメリカ駐在中に休暇でペンシルベニアを訪れた際、彼の生家近くにある記念美術館を訪れる機会にも恵まれた。
今回は、大好きな「海からの風」の下絵やスケッチが数多く展示されており、とても興味深かった。ただ、特に好きなテンペラ作品は来日しておらず、その点は少し残念でもあった。
東京会場はTokyo Metropolitan Art Museum(上野)。会期は2026年4月28日(火)から7月5日(日)まで。


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