広島で開催されたG7が終わった。当初米国の債務上限問題でバイデン大統領が来られないかもしれないという懸念もあったが、ふたを開けてみるとロシアによるウクライナ侵略問題を中心とした安全保障のことを討議するためにウクライナのゼレンスキー大統領が訪日するというサプライズまであって現政権にとっては大成功の様相となった。
ゼレンスキー大統領も含め全員が原爆資料館を訪れ、平和を希求する記帳を行った後、記念碑に献花された。いろいろな意見はあると思うが、原爆投下の悲惨な実態を示す資料を実際に目にしていただいたことは意義があるだろう。資料館を見てそれぞれ感じたことを記帳の際に残されていて感慨深かった。G7では9つのセッションがありそのアジェンダは開示されたものの、内容の詳細まではわからない。ロシアによる侵略を終わらせ、核兵器廃絶に向けて実質的な歩みを進めることが大切だろう。

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