コーヒーミル

このコーヒーミル。かなりシンプルで飾り気がない。大学に入学してすぐに購入したのでかれこれ50年ほど使っている。金具が少し飛び出したりしており、ミルも年をとったものだ。

コーヒーはほぼ毎日飲むので、一体何回使ったのだろう。15,000回ぐらい?いまだに切れ味は落ちておらず普通に使える。電動のミルなどもあるのだろうが、慣れ親しんだ道具なので使い続ける。

古ぼけた汚い大学の寮は東伏見にあった。入学するために福岡から出てきて初めて東京で暮らすことになった場所だった。大学に入ってしばらくして美術研究会に入り、あまり勉強はせずに毎日寮と大学を行き来する毎日だった。アルバイトで買ったステレオと数枚のレコードを聴きながら毎日コーヒーを飲んでいた。飲んでいたのはブラジルとモカ。豆は少量100グラム単位で高田馬場あたりで買っていたのだろう。よく覚えていない。

寮の友人の部屋に上がりこんでは夜遅くまで話し込んでいたことを思いだす。その時以来このミルはずっとそばにいて、ゴリゴリとおいしいコーヒーをひいてくれる。

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生命感あふれる油彩画の制作をめざしています。

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