好きな画家– category –
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エドゥアール・ヴュイヤール
ヴュイヤールは1868年に生まれ、1940年まで生きている。ゴッホの全盛期の時代とも重なるがゴッホよりはずっと長生きだった。19世紀後半から20世紀初頭のフランスは本当にすごい画家が多い。ヴィヤールはボナールと並んでナビ派の巨匠だが、作... -
モネ 睡蓮のとき
モネは絵が売れ出した時、ジヴェルニーに広大な土地と邸宅を購入。日本風の太鼓橋や睡蓮の池を含む素晴らしい庭園を手に入れた。若い頃は極貧に喘いでいたモネも後年に画家として最良の環境を手に入れたわけだ。 西洋美術館には以前から睡蓮の大作があった... -
やっぱりマルケが好き
マルケの若い頃はマチスと共に野獣派の名前にふさわしい大胆な色彩の絵を描いていた。しかし、後年のマルケは中間色の大家と言われるような穏やかな色彩の絵を描いた。一見、地味で何の変哲もない風景画に見えるが、風景の本質をとらえた上手さがある。特... -
吉祥寺美術館へ
今日は現在武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の絵本作家出久根 育(でくね いく)さんの展覧会に行った。出久根さんは東京都の生まれ。1992年、武蔵野美術大学卒業。2003年、第19回ブラチスラヴァ国際絵本原画展でグランプリを受賞した。2002年からはチェコ... -
エドゥアール・ヴュイヤール アイリスとパンジー
多くの室内画、静物画、室内での人物画、裸婦などを描いたヴュイヤール。モーリス・ドニやピエール・ボナールなどと共に装飾的な表現でナビ派と言われる。彼の作品は一見地味な印象を受けるが、完璧なバルールの絵画は驚嘆に値する。この作品はおそらく厚... -
マチス展
東京都美術館で開催されているマチス展に行ってきた。20年ぶりの大回顧展というだけあって作品の質、数ともに申し分のない展覧会。若き日の作品から晩年のヴァンスのロザリオ礼拝堂の作品まで見ごたえがあった。ロザリオ礼拝堂の作品は持ってくるわけには... -
マチス展が始まっている
まだ行けていないが、東京都美術館でマチス展が始まっている。今回はパリのポンピドー・センターの協力のもと、150点ほどの作品が来ているとのことで、絵画に加えて素描、版画、切り絵や晩年の大作として著名な南仏プロバンスのロザリオ礼拝堂に関する資料... -
東京国立近代美術館
竹橋にある近代美術館では創立70周年の記念として重要文化財の企画展が行われていたが、収蔵作品展と小企画展「修復の秘密」の方だけ観覧してきた。長谷川利行の「カフェパウリスタ」や荻原守衛の「女」、藤田嗣治の作品が見られ、おまけにセザンヌの30... -
宮本三郎記念美術館へ
ネットで検索すると東急東横線自由が丘にある宮本三郎記念美術館で花の絵を中心とする展覧会が開催されていたので行ってみた。宮本三郎は戦時中、藤田嗣治らと並んで戦争画を数多く描いたことで知られるが、戦後はフォービズムの作風で裸婦や人物、花など... -
エゴンシーレ
エゴン・シーレ展に行った。 シーレが生まれたのは1890年。ゴッホが死んだ年だ。1918年の第一次世界大戦の最中、欧州を襲ったスペイン風邪でわずか28歳の生涯を閉じた。ウィーン芸術アカデミーに弱冠16歳の若さで進学したまさに早熟の天才だった。ちなみに...