油彩画の寿命

油彩画が普及してかなりの年月が経過しているが、ルネサンス期などの名画を見てもその美しさを保っているところを見ると、保存の条件さえ良ければ数百年は持つと言われている。

かつてあったビチューメンなど一部の粗悪な顔料を除いて絵の具そのものは堅牢なので、むしろ絵の具を載せるキャンバスや板などの「支持体」の寿命のほうが問題かもしれない。特に湿気やカビから守ってあげないといけないと思う。

最近はキャンバスよりも厚紙に油彩画で描く機会が増えている。耐久性が気になって展覧会なども見るが100年以上前のコローなどの時代の画家が厚紙に描いた油彩画が全く問題なく綺麗な発色をとどめていた。

19世紀末のロートレックは厚紙にたくさん描いたことで有名。素早く描くのですぐに乾いてくれる厚紙が重宝したのだろう。厚紙の地の色が見事に空間になっているのに驚かされる。段ボールなど厚紙でも100年以上は大丈夫だ。そんなに長生きしないので安心して飾っていただける。

絵はピンクのバラ A3サイズ(グレーの厚紙)

作成者: mark

生命感あふれる油彩画の制作をめざしています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です