バラで最もよく描くのは白から薄いピンクへの色の変化を示すピエール・ドウ・ロンサール。我が家のピエールはアンジェラの株の影に隠れてあまり陽があたらないのでなくなってしまった。つるバラとして仕立てると豪華な花がたくさん咲くので見ごたえがあるようだ。
神代植物公園には立派なピエールがある。濃い黄色のグラハムトーマスや白いアイスバーグも絵にできると素晴らしい。白いバラは色彩として表現するのは難しいが、そんなときはバラの絵の大家、印象派のモネ(モネと言えば睡蓮だが、バラも素晴らしい)、日本人の画家ならば中川一政を見るとよい。
絵に行き詰まると真鶴にある中川一政の美術館に行きたくなる。我が家からだと車で少し遠いが、人も少ないし、作品の世界に浸ることができるので好きだ。中川のバラは花瓶にさまざまな色彩の切り花を入れて豪華な色彩で描いたものが多い。バラだけで500点くらいは描いているはずだ。
絵は黄色いつるバラ A3サイズ

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