近況②

コロナ禍になって3年になろうとしているが、こんどこそ出口が少し見えてきたような気もする。何度も裏切られているので安心はできないが、季節性インフルエンザと同じ扱いになるようだし、春以降は屋内でマスクをしなくても良いようになりそうだ。そうは言っても用心深い日本人のこと、電車や公共の場ではなかなか外さないのかもしれない。何度もブログで書いているが欧米ではどこに行ってもとっくにマスクはしていない。

今年の4月で退職後10年が経過する。絵はどんな場合でも一人で描くものだが、やはり同好の仲間が集まって共に制作に励める環境は羨ましい。高校や大学時代の絵のサークルはまさにそんな環境。年に数回ある展覧会に向けて一人3~4点の作品を持ち寄り、どきどきしながら初日を迎えたものだ。仲間が自分より素晴らしい作品を出すと、打ちのめされたような気分になったりする。また、展覧会に際して行われる合評会では作品を前に先輩から厳しい指摘を受けることもあるが、少しでもうまくなる助言ととらえるとそれも嬉しいことだった。

ゴッホはゴーギャンをアルルに招いて絵を描くもの同士の共同生活を夢見た。選んだ相手が悪かった気もするが、失敗したとはいえ、ゴッホの気持ちはよくわかる。

絵はバラ A4サイズ

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この記事を書いた人

生命感あふれる油彩画の制作をめざしています。

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