脱兎のごとく

姫が脱走してひと月以上経過した。手がかりがない日が続いたが、最近になって目撃情報が立て続けに寄せられるようになった。我が家から半径50mくらいのところをあちこち移動しているようだ。今日はお昼ごろに道路を隔てた家から「今、庭に座っています。すぐ来て」との連絡があったので大慌てででかけた。

クリクリの目、長毛でふさふさの尻尾、短い脚。まぎれもなく姫で、間違いなかったがこちらの顔を見るや、「しまった!」のような顔をして慌てて逃げる体制に入り、まさに脱兎のごとく、坂を駆け上って行った。あれでは絶対に捕まえられない。

「道路の途中で遭遇し、感動の再会」的なことを期待していた元飼い主としては失望を禁じ得ない。一度は返した捕獲器をまた借りて仕掛けるしかないか?それほど痩せてもおらず恐ろしく俊敏な動きをしていたので食べ物さえあれば今のほうが幸せなのかもしれない・・・。複雑。

絵は酔芙蓉 A3ぐらいの大きさ

作成者: mark

生命感あふれる油彩画の制作をめざしています。

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