トルコで4回目の対面による停戦交渉が始まった。ウクライナとロシアの交渉項目が報道されていたが、ウクライナがNATOへの加盟にこだわらないで中立化に応じること、ロシアはウクライナ軍の存続は認めることなどやや歩み寄りは見えてきたものの、まだまだ乖離は大きいようだ。
ロシアは国内的に勝利したという宣言をするためには2014年に侵攻して実効支配しているクリミア半島の切り取りや東部で新たに勝手に独立を認めた2州の支配を認めさせることが必要だと思われる。ウクライナにとってはとてもそれは認められない。世界にとっても独立国家を武力で侵略して自国の勢力圏に取り込むことはとんでもないことだ。
交渉中も戦禍は続いている。東部のマニウポリの惨状をみると本当に心が沈む。
絵はしだれバラ(ピンク)

コメント