アドベントを前にした先週土曜日、毎年恒例の教会でのリース作りをした。材料となるヒバの生枝はその年の天候次第でたくさん採れるときとそうでもない年があるが、今年は何とか十分な量を確保できた。
ヒバの量は45Lのごみ袋に6つ。お隣からいただいたブルーアイスも一袋。ブルーアイスは銀色を帯びた葉が美しく、緑色のニュアンスを作ることができる。材料は福岡の実家にあった大王松の松ぼっくり、野ばら、蔦、なども使う。基本は緑色主体でオーソドックスなリースだ。
私の役目は材料の収穫と、ヒバのカット(40cmくらいと30cmくらいの2つに分ける)、それからリース台にどんどんヒバなどを突き刺していく仕事。リース台は毎年使っているものを何年も使っているが適度に荒く作られているのでヒバの枝を突き刺しやすい。だいたい30度くらいの角度で丸い台の周りを同一の方向に突き刺していき、リボンなどのデコレーションは教会の女性にお任せしている。
作る数は礼拝堂の左右、玄関、1Fホールに飾る大きなリースを4つ、道路に面した白い柱に飾る少し小ぶりのものを4つの計8個。ほぼ1日仕事だ。
思えば、教会でリースを飾り始めてかれこれ25年になる。アメリカニューヨークでの駐在員時代に現地のキリスト教会に通っていたが、クリスマスには教会全体をリースやツリーで綺麗に飾っていたことを思い出し、日本の教会でも飾りたいと思ったのがきっかけだ。年齢的にいつまで作り続けられるかはわからないが環境や体力が許せば継続していきたいと願っている。



