ベルト・モリゾ

絵を描く人、絵に興味がある方にぜひ見てもらいたいのがイッキ描きの画家とらきちさんこと菊地理画伯と展覧会プロヂューサーのクマサクさんこと中尾陽一さんのYouTubeチャネル「美術の沼人」だ.

美術史的な観点で時代背景や画家を取り巻く世界の紹介のみならず、テーマとして取り上げた鑑賞すべき作品を絵を描く人間の視点からも深く切り込んでくれるので興味が尽きない。

印象派など日本人に最も人気があるジャンルにとどまらず、ルネサンスやバロックなどの西洋絵画の黄金期の画家とその作品を俎上に載せていろいろな観点で語ってくれる。

最近見たチャネルで印象派の画家の中でも女流画家としての独自の人生を歩んだベルト・モリゾの回を見た。

いつの時代にも画家として認められるには大変だと思うが、19世紀のフランス画壇で女流画家として生きていくのにはいろいろな面でハンデキャップがあり、大変だったようだ。(事実、一緒に画家を志した姉のエドマは画家の道をあきらめて嫁がされてしまった。)現代でこそ、女性の画家や写真家は珍しくないが、裸体のモデルが描けないなど当時は絵の修行そのものが難しく、女性は結婚して家庭に入るべきものという固定概念が強く、本当に大変だったと思う。

ベルト・モリゾは印象派の画家たちの中でも中心的な働きをした人であり、作品も素晴らしいものが多い。あらためて多くの作品を見てみたが影響を強く受けたと言われるマネの画風とはまた違った独自の世界を創り上げていた。

作成者: mark

生命感あふれる油彩画の制作をめざしています。

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